ケアマネジャーはじめ介護・医療に携わる皆さまへ様々な最新
情報を深く分かりやすくお伝えする「シルバー産業新聞」です。

Care-new.jp

大中小 テキストサイズ変更RSS

シルバー産業新聞

その他コラム
マップで読み解く地域格差③ アクティブシニアマップ2014年4月 8日16時08分

マップで読み解く地域格差③

■アクティブシニアマップ

 年金受給年齢の引き上げや生産人口の減少を背景に、女性や高齢者の就業促進が国の基本政策となりつつある。図は2010年から20年における、各自治体の高齢就業者率の変化の推計を示した。高齢就業者率とは、ここでは60歳以上人口のうちの就業者人口の割合を指す。

 今回の推計値は00年から10年の実績値を基にした。高齢者の就業率は地域のアクティブシニア指標の一つとして捉えることができる。健康だから働き、働き続けるから健康が維持される。

 地方部で就業率が高い地域は、漁業や商店主のような自営業者が多いのが特徴。逆に被雇用者が多い都市部やその近郊部は、国のシニア起業施策や民間の再就職・就業支援サービスによる高齢者の社会参画促進が図られている。

 高齢者が現役生活を続けることによる、都市生活のライフスタイルに対する価値観の変化は大きい。コンビニエンスストアなどの立地戦略は、現役高齢者が多い地域でも利便性価値が十分見込まれると考えられる。

 一方で、就業率に現れないアクティブシニアも存在する。経済力が高く、ボランティアや文化活動などの社会参加が盛んな地域は、コト消費マーケティングのターゲットエリアになる。

 例えば、国が推進する「介護支援ボランティアポイント制度」は、元気な高齢者に介護施設などへのボランティア活動を通じて、社会参加・地域貢献を促すもの。自らの健康増進、介護予防にもつながり、今後普及が期待される。

 社会参加を通じて地域とのつながりを密にし、孤立を防ぐ。地域包括ケアの実現には医療・介護の専門職に加え、このようなアクティブシニアの役割の位置づけも重要となってくる。 

技研商事インターナショナル GSIラボ 所長 鈴木英之

http://www.giken.co.jp/

0315giken.jpg

「その他コラム」カテゴリーの最新記事

シルバー産業新聞購読のご案内

発展する「シニアマーケット」の動向など、確かな業界情報はシルバー産業新聞から。

1年間(12回)
7,700円(送料・税込)
2年間(24回)
14,214円(送料・税込)
3年間(36回)
19,545円(送料・税込)

購読、書籍のお申込みはコチラ

  • 【お知らせ】電子版「シルバー産業新聞」
  • シルバー産業新聞申し込み
  • ハンドブック申し込み
  • SSL グローバルサインのサイトシール