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社会・時事・他内閣府調査「認知症の人に接した」61%2020年4月 2日07時00分

最大の不安「家族への負担」73%

 内閣府は1月31日、認知症に関する世論調査を発表した。2015年9月以来、2度目の調査で、「認知症の人と接したことがある」と回答したのは5.2ポイント増えて61.6%となった。高齢化社会で認知症がより身近となっている実態が浮かび上がった。

 認知症の人に接する機会を複数回答で聞いたところ、「家族にいる(いた)」が47.7%(前回43.5%)で最も多く、「親戚にいる(いた)」35.8%(同37.2%)が次いで多かった。

 自身が認知症になった場合に希望する暮らし方を尋ねた質問では「医療・介護などのサポートを利用しながら、今まで暮らしてきた地域で生活していきたい」28.9%(同30.3%)。「周りの人に迷惑をかけてしまうので、介護施設で必要なサポートを利用しながら暮らしたい」が27.7%(同27.5%)、「身の回りのことができなくなってしまうので、介護施設で必要なサポートを利用しながら暮らしたい」が21.6%(同20.2%)と、半数近くが介護施設への入所を望んでいた。

 一方で、「できないことを自ら工夫して補いながら、今まで暮らしてきた地域で、今まで通り自立的に生活していきたい」が12.9%(同13.4%)、「誰にも迷惑をかけないよう、一人で暮らしていきたい」が5.8%(同4.6%)で、施設を利用せず、介護などのサポートも利用しないという人は2割に満たなかった。

 認知症になった場合の不安について(複数回答)は「家族に身体的・精神的負担をかけるのではないか」が73.5%(同74.9%)で最も多く、次いで「家族以外の周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか」が61.9%(同56.5%)で、「家族や大切な思い出を忘れてしまうのではないか」57.0%(同55.8%)や「買い物や料理、車の運転など、これまでできていたことができなくなってしまうのではないか」56.4%(同56.8%)となり、自分の認知機能の変化よりも周囲の負担を懸念する結果となった。

 家族が認知症になった場合の自身の不安につい(複数回答)は「ストレスや精神的負担が大きいのではないか」が65.1%(同62.5%)、「家族以外の周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか」が58.3%(同51.4%)、「経済的負担が大きいのではないか」49.7%(同49.9%)、「自分(あなた)や大切な思い出を忘れてしまうのではないか」47.1%(同41.7%)という結果だった。

 調査は昨年12月に実施し、全国の18歳以上3000人を対象に実施。1632人が回答した(回答率54.4%)。

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